【バジル2020】初商品!バジルの総括

こんにちは。桂田農園の右腕の兼田です。

7月から始めたばバジルですが、ついに販売することができました。「自分達でつくって、自分達で販売する一連の流れを体験する」というのは、僕達のひとつの目標だったので総括の記事を書こうと思います。



1.バジルを育てようと思ったきっかけ~苗の定植


バジルをつくりたいという案は、会社を設立した6月の段階からすでにありました。理由はけっこうシンプルで、僕がバジル好きだったからです。


また、バジルは自宅のベランダでも簡単にできるので農業初心者にはぴったりだと思ったし、なにより加工ができます。

僕達は高校生なので、毎朝早朝に新鮮な野菜を市場やスーパーに持っていくことができません。まとめて加工をして、鮮度を保つことは僕たちにとってとても大切なことなのです。このことは、林業をされている方が教えてくださいました。ありがとうございます。



7月上旬に、学校の帰りにスーパーで買ったバジルの種を社長がまいてくれました。

苗が育ってきたら、上の記事でも紹介したとおり畑に定植をしました。鶏糞をまいたり、マルチをかけたりと結構大変だったのを覚えています...。





2.(株)マイファームの西辻一真さんと、嶺南振興局の方にアドバイスをいただく


上の記事2つでもある通り、マイファームという会社の西辻一真さんと、嶺南振興局の方にお世話になりました。

西辻さんには、バジルに関してのみならず農園を経営していく上で意識しておくことを教わりました。嶺南振興局の方には、バジルの加工、販売や周辺地域の農家さんがどのように農業を営んでいるかなどをお聞きしました。いつかお礼と報告をしたいなと思っています。

詳しくはリンクから飛んでみてください!




3.バジルを育てる

すっかり定点カメラのことを忘れていました!w

7月26日から31日までの記録です。そこから先は撮り忘れていました...。

今は冬野菜を育てているので、今度こそ畑の様子をカメラに収められたらなと思います。


↑定点カメラについて



バジルを育てたのは全部社長なのですが、「大変だったこととかある?」とlineで聞くと「水やり」だそうです。畑仕事ありがとうございました!





4.バジルの販売

8月の中旬ごろ、バジルが大きくなってくると、いよいよ販売のことを考え始めました。


初めに書いた通り加工しやすいという理由もあってバジルを選んだので、やっぱり加工品を売りたいと考えました。


最初に思い浮かんだのはバジルソースでした。


上の記事は吉村君が書いてくれましたが、僕と社長、百田君、以前紹介した女性社員もそれぞれでバジルソースをつくってみました。材料の分量を間違えたりw色々失敗もしましたが、最終的にはおいしかったです。

しかし、嶺南振興局の方と相談する中で加工するのに特別な許可が必要だということがわかり、許可のいらないドライバジルを販売することになりました(製造許可については地域で違いがあったりするのでご注意ください)。



↑販売したドライバジル

包装の外側は経費が足りずジップロックですが、内側はシーラーという特別な機械をつかった包装がされてあったり、栄養表示をしたりと、ドライバジルを販売できるようにするのにも手間がかかりました。

デザインなどをしっかり考えることができなかったので、次はその辺りにも注意したいと思います。


いよいよ、販売です...!

↑ドライバジルの販売は、「給食カフェ はな結」さんと「SOL'S MARKET」という熊川宿のイベントにお世話になりました。後日学校で売れたものも含めると、

見事完売することが出来ました!!

ありがとうございました。




また、ドライバジルだけでなく生のバジルも活躍しました。

↑Woody papaという美方にあるピザ屋さんの、マルゲリータピザに使っていただきました。上の記事にあるように、実際に社長と食べてみたのですがとても美味しかったです。




5.収支報告

〇収入の部

・ドライバジル…1袋300円×30=9000円

・生バジル...1620円


合計10620円



〇支出の部

・初期投資や費用など...20644円



〇収入と支出の差額

20644円ー10620円=10024円

赤字です!!w

会社の運営は、やっぱり難しいですね...。




6.バジルの栽培から販売まで、お世話になった方々

株式会社マイファーム 西辻一真さん

嶺南振興局の皆さん

給食カフェ はな結 石倉さん

SOL'S MARKETの皆さん

福井新聞 北川さん

Woody papaさん

高校の先生方

桂田社長のおじいちゃん(アドバイザー)

桂田社長のお父さん

桂田社長のお母さん

桂田社長のおばあちゃん

僕(兼田)の塾の先生


他にもたくさんの方にお世話になりました!









桂田農園に来てくださり、ありがとうございます。

とりあえず、バジルはこんなかんじで進んできました。今は冬野菜を育てていて、実は水耕栽培にも挑戦しようかなと思っているところです。上手くいかないことも沢山あると思うので、見守っていてください。

振り返ってみると、本当にたくさんの方々にお世話になっているんだなと実感します。販売まで一連の流れを終えることが出来たので、アドバイスをくださった方々に報告をしにいきたいです。これからも桂田農園をよろしくお願いします!!